日本アジアグループ株式会社傘下の国際ランド&ディベロップメント株式会社は、静岡県富士市から「富士市東部浄化センター太陽光発電所(仮)」(以下「当発電所」)の開発・運営を行う事業者としての特定を受け、富士市と当社および共同事業体であるソーラーパワーネットワーク株式会社との間で、基本協定書を締結した。
国際ランド&ディベロップメント株式会社は、国際航業株式会社の不動産事業部門として1947年の創業以来、不動産の開発・運営管理、環境対策、住宅供給などの事業を国内外で実施してきた。
(画像はプレスリリースより)
本事業は、「富士市公共下水道事業の用に供する行政財産の太陽光発電事業に係る使用許可に関する要領」に基づき、「再生可能エネルギーの利用促進」「災害時等の停電時における非常用電力の確保」「施設の有効利用」「積極的な地球環境問題への取り組み」が評価されたため、富士市東部浄化センター建屋の屋上に太陽光発電設備を設置、売電事業を行うものだ。なお国際L&DはEPCとO&M業務を担当する。
当発電所は出力1.3MWで、一般家庭の約350世帯に相当する規模だ。昨年11月に同市の西部浄化センターにおいて同様の太陽光発電施設の事業者としての特定を受け、両発電施設をあわせた出力は約3MWで、一般家庭の約800世帯に相当する規模となる。
また両発電所ともに共同事業者となっているSPN社は、カナダで多数のルーフトップ型太陽光発電所の開発実績を有する企業の日本法人として、国際L&Dとともに日本におけるルーフトップ型太陽光発電所の普及に注力している企業だ。
日本アジアグループは、再生可能エネルギーの固定価格買取制度のもと技術とノウハウを活用し、地域特性にあわせた太陽光発電所を開発する。それとともに施設を活用した地域づくり、まちづくりに取り組んでいく。
▼外部リンク
日本アジアグループ株式会社 ニュースリリース
http://www.japanasiagroup.jp/cms/pdf/774/