1月14日、全国建設研修センターは、平成25年度1級土木施工管理技術検定試験の実地試験合格者を発表した。
実地試験の受験者数は、29,182人 。このうち合格者は10,299人で、35.3%の合格率だった。
実地試験は2013年10月6日、全国13地区29会場で行われた。実地試験の受験者には、2013年7月7日の学科試験合格者及び、前年度学科試験合格者などが含まれる。
ちなみに学科試験の受験者数は32,639人。合格者は19,568人で、合格率は60.0%だった。
(画像は国土交通省の報道発表資料より)
合格者を勤務先別にみると、知事許可土木が最多で42.2%だった。次いで大臣許可土木の27.4%、公務員・独立行政法人の10.0%と続いた。
年齢別では、30歳~34歳の26.3%が最も多かった。次いで35歳~39歳の22.9%、25歳~29歳の21.4%の順となった。
1級土木施工管理技術検定の合格者のうち、2級土木施工管理技術検定の合格者は約半数の50.9%だった。
1級土木施工管理技術検定制度は、国土交通大臣指定機関の全国建設研修センターが実施する国家試験。合格者は土木施工のスペシャリストのあかしともいえる、1級土木施工管理技士の称号を手に入れることができる。
実地試験で合格するためには、得点の60%以上が必要。試験問題は、全国建設研修センターのホームページにて公開されている。
▼外部リンク
国土交通省の報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/common/001024055.pdf
一般財団法人 全国建設研修センター 技術検定試験
http://www.jctc.jp/kentei/0114d_49dfsa/index.html