インドでLNG貯蔵タンク建設工事を受注
IHIが、インドPetronet LNG(Petronet LNG Ltd.)社から同社ダヘッジLNG受入基地(グジャラート州)向けてLNG貯蔵タンク建設工事を受注したことを発表した。
当社では、これまでにPetronet LNG社に対して、ダヘッジ基地向けに14万8千キロリットル貯蔵タンク4基、コチLNG受入基地(ケララ州)向けに15万5千キロリットル貯蔵タンク2基の計6基を納入した実績がある。
HIは1969年に日本初のLNG貯蔵タンクを建設して以来、世界最多の建設実績となる世界各地で130基以上を建設している。
(画像はプレスリリースより)
今後も建設工事受注の可能性
今回の工事については、2004年にIHIが納入したインド初のLNG受入基地の拡張工事で、17万キロリットルのLNG貯蔵タンク2基の設計・調達・建設業務を担当する。工事の完成は2016年の予定だ。
昨年GSPC LNG社より16万キロリットルLNG貯蔵タンク2基の建設工事を受注しているため、インド国内で2案件連続のLNG貯蔵タンクの受注となる。また本工事の受注によって、IHIのインド国内においてのLNG貯蔵タンクシェアは70%強になる。
現在は世界的に天然ガス(LNG)の需要が高まっているなかで、インドにおいても同様にLNGの傾向がある。そのためLNG受入基地の更なる建設工事が、計画されている。
▼外部リンク
IHI プレスリリース
http://www.ihi.co.jp/ihi/all_news/2013/press/2014-1-07/index.html