建設工事作業現場におけるWi-Fiエリア化の背景
昨今、社会においてiPhoneやタブレット端末のモバイル機器が急速に普及しているが、これは建設工事作業現場においても同様であり、屋内・屋外を問わずIT機器の無線利用機会が増加している。
ここで問題となっているのが、高層ビルの建設現場やトンネル掘削現場などにおける事業者によるエリアサービスの悪さであり、電波の不感地となっているということである。
これらの工事現場でIT機器を利用しようとした場合には、有線による方法で独自に通信手段を確保することが求められていた。そのため、大規模な配線工事や電気工事による整備のために莫大な費用が必要だった。
(画像はプレスリリースより)
Wi-Fiエリア化実証実験、トンネル作業現場での最大1,248mのWi-Fiエリア化に成功
本社を東京都千代田区に構える日本電業工作株式会社は、2013年12月20日に商品発表された「現場の助っ人シリーズFalconWAVE(R)おくだけWi-Fi」の実力試験を、トンネル点検作業中の作業現場内で行なった。
「現場の助っ人シリーズFalconWAVE(R)おくだけWi-Fi」は、長距離伝播性に優れた高性能アンテナと、小型・低消費電力の自立型無線装置FalconWAVE(R)のパッケージシステムを特長としている。
先の実力試験の結果、工事現場向け「FalconWAVE(R)おくだけWi-Fi」を利用したWi-Fiエリア化実証実験において、トンネル作業現場での最大1,248mのWi-Fiエリア化に成功した。
▼外部リンク
@Press:アットプレス/日本電業工作株式会社プレスリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/41987