つくば3号太陽光分譲ファンドの概要について
株式会社ゼックは、12月20日茨城県庁記者クラブにて記者会見を行い、つくば3号太陽光分譲ファンドの募集が開始された。募集開始予定は2013年12月21日で、事業開始予定は2014年5月とのことである。
今回出資された資金は、茨城県に建設される太陽光発電所に直接投資されることになる。所在地は茨城県筑西市藤ヶ谷。良好な日射量を誇る太平洋側に面している。設置面積は約5200㎡。発電規模は約282.24kWとなっている。
(画像はプレスリリースより)
市民出資による太陽光発電所建設の意義とは
市民出資による太陽光発電所建設の意義として、まず大企業ばかりが受け続けてきた 再生可能エネルギー全量買取制度の恩恵を、一般市民も受けることができる機会を提供することが挙げられる。
大企業は大量の資金を投下することで大型の発電所を建設することができる。そして、それに対して国民が負担する再生可能エネルギー賦課金によって賄われることになる全量買取制度の恩恵を受けているという状況にある。
再生可能エネルギー全量買取制度の対象となるのは、出力10kW以上の発電所である。仮に10kWの発電所を建設する場合、50坪程度の土地か屋根が必要となるため、一般の市民が参加することは難しいという問題があった。
今回の募集では50万円/1口という小額での投資を実現している。そのため、再生可能エネルギーへの投資の機会が、一般市民に対しても開かれたことになる。
▼外部リンク
PRTIMES/株式会社ゼックプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000007322.html