エネルギー流通情報事業に取り組んでいる株式会社エナリス(以下:エナリス)は、27日大東建託グループの大東建物管理株式会社(以下:大東建物管理)と、太陽光発電の遠隔監視システム導入について合意したことを発表した。
導入される遠隔監視システムは、エナリスがBEMS(Building Energy Management System)として開発した「FALCON SYSTEM」を応用したもの。
エナリスは、このシステムを、2014年9月末までに、大東建物管理が管理するアパート・マンション3500拠点に設置する。
(画像はニュースリリースより)
この遠隔監視システムは、「発電量監視・異常検知・収支管理」を実現する。
まず、「発電量監視」としては、いつでも、どこでも、「発電量モニター」で発電量が見えるようになっているだけでなく、日・週・月・過去比較の「発電量レポート」が確認できる。
「異常検知」は、発電量低下異常警報サービスのほか、理論値、気象情報等からの予測値によるシミュレーション比較情報や、発電診断サービスを提供する。
そして、「収支管理」は、大東建物管理のための専用サービスで、太陽光発電事業の家計簿機能や運転費用年報作成データ提供サービスなどを行う。
エナリスによると、大東建物管理は、今回の3500拠点のほかにも、太陽光発電事業の拡大を計画しているとのこと。
エナリスは、今回の遠隔監視システム導入をきっかけに、今後も、大東建託グループの電力調達方法等についても提案し、その取り組みをサポートしていくとしている。
▼外部リンク
大東建託グループの太陽光発電向け遠隔監視システム導入
http://www.eneres.co.jp/pr/20131227.html
株式会社エナリス
http://www.eneres.co.jp/index.html
大東建物管理株式会社
http://www.daito-tatemono.com/