LCC第2ターミナルビルとあわせて約63,000平米に
新関西空港株式会社は12月26日、関西国際空港に新たにLCC(ローコストキャリア Low Cost Carrier)ターミナルビルである第3ターミナルビル(T3)を新設し、LCC ターミナルビルの拡張を実施することを発表した。
第3ターミナルビル(T3)は、平屋建て(1部2階建て)で、 総面積は約33,000平米を予定。第2ターミナルビル(T2/改修予定)とあわせて、約63,000平米となる。新ターミナルビル(T3)は、2016年下期供用開始予定となっている。
LCC 乗り入れ空港として成長著しいアジアの需要の取り込みを図る
関西国際空港では現在、LCCが国際線で9社週140便、国内線で2社1日28便が運航され、日本最大の LCC 乗り入れ空港となっている。今後、 LCC に対するニーズは益々高まり、関西空港でも近い将来、T2 の処理能力には限界が生じると予測されることから、今後の拠点 LCC の成長を可能とし、成長著しいアジアの需要を取り込んでいけるよう、T3 の整備を決定。
2012年10月に供用を開始した第2ターミナルビル(T2)は、安全、安心を大前提にした、シンプルかつ清潔なコンセプトが顧客に評価されており、好評の T2 のコンセプトに更に磨きをかけ、また、これまでの空港運営で培ってきたノウハウを駆使し、全社一丸となって世界最高水準の LCC ターミナルビルを創造するとしている。
▼外部リンク
新関西空港株式会社 ニュースリリース
http://www.nkiac.co.jp/news/2013/1867/lcct3.pdf