線路補修の緊急対策に 鋼鉄製レール幅固定装置「ワイドキーパー」

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線路補修の緊急対策に 鋼鉄製レール幅固定装置「ワイドキーパー」

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2013年12月28日 17:00

フジワラ産業が開発
環境・防災設備機器メーカーのフジワラ産業株式会社は、27日、鉄道の木製枕木のレール幅補強を目的とした、鋼鉄製レール幅固定装置「ワイドキーパー」を開発したことを発表した。

「ワイドキーパー」は、損傷により、レールを固定する専用の犬釘が効かなくなった枕木に並行して取り付け、レール幅を固定する装置。

レール幅の保持能力が高く、取り付けが非常に簡単で、部品ごとの重量が軽いため取り扱いが容易などの特長を持つ。

(画像はプレスリリースより)

取り付け簡単でしっかり固定
部品構成は、鋼鉄製の固定金具2個と、レール金具を接続する1本のロッドで、総重量は約40kg。固定金具はレールの外側から差し込んで内側のネジで固定。この固定金具をロッドで接続する。

ロッドの両端に反対方向のネジが切られており、回転方向によって間隔を広がたり狭めたりできるので、ロッドを回転させることにより最適なレール幅に設定することができる。レール幅を調整した後、「ワイドキーパー」を枕木に取り付けて完了となる。

(画像はプレスリリースより)

木製枕木の問題を解決
木製枕木の場合、レールを固定する犬釘が振動により緩みやすく、打ち直しても、枕木が損傷すればレール間隔が広がってしまい、これを一定に保持することは困難。また、耐久性にも問題がある。

木製枕木に代わるものとして、プレストレスト・コンクリート製や、ガラス長繊維強化プラスチック製の枕木が普及してきたが、まだ木製の枕木が使われているところも少なくない。

JR北海道で起こった問題の9割は木製枕木が原因だと言われる。北海道の重要路線である札幌発函館、釧路方面の枕木は、2018年までにコンクリート製に切り替えられる予定だが、今後も多くの木製枕木が継続して使用され、その維持・補修が重要な課題となっている。

「ワイドキーパー」は、木製枕木を使用した路線の維持・補修の効率化とコストダウンが実現可能で、問題解決に大いに役立つことができると期待される。


▼外部リンク

鋼鉄製レール幅固定装置「ワイドキーパー」開発
http://www.atpress.ne.jp/view/42024

フジワラ産業株式会社
http://www.fj-i.co.jp/

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