家庭用固体高分子形燃料電池の新製品を共同開発
大阪ガス株式会社は、東芝燃料電池システム株式会社、株式会社長府製作所、株式会社ノーリツと、家庭用固体高分子形燃料電池の新製品を共同で開発した。
なお昨年発売した、停電発生時でも発電を継続できる自立運転機能付きの「エネファーム」の新製品も、本製品と同日に販売を開始する。
この製品は、低コスト材料の開発や構造の簡素化等によって、現金標準価格で現行品よりも1,944,000円と66万円低下を実現した。発電効率は現行品の38.5%から39%に、総合効率は94%から95%に向上させている。
また無線LANモジュールを内蔵した、リモコンをラインナップに追加した。リモコンと市販の無線LANルーターがあれば、スマートフォンに専用のアプリをダウンロードすれば「エネファーム」の操作やエネルギーを見える化することができる。
(画像はプレスリリースより)
スマートフォンで操作が可能
その他にも風呂のお湯はりや、床暖房の操作や、運転状況と連動するゲーム機も搭載しているため。楽しみながら省エネをすることが可能だ。
排熱利用給湯暖房ユニットも、長府製作所製に加えてノーリツ製をラインナップに追加した。今回排気口の形状を改善したことによって、機器背面から建物外壁までの距離を現行品の50mmから10mmまで低減した。
▼外部リンク
大阪ガス プレスリリース
http://www.osakagas.co.jp/company/press/pr_2013/