予定より早く供用を開始
国際石油開発帝石株式会社は12月9日、新潟県上越市の液化天然ガス(LNG)受入基地「直江津LNG基地」の竣工式を同日に行ったことを発表した。
(画像はニュースリリースより)
直江津LNG基地は2008年8月に最終投資決定を行い、2009年7月に本格的な建設工事に着手したもの。今年8月27日にLNG第一船を受け入れ、主要設備の試運転を進めてきた。予定より早い12月1日より供用を開始している。
上越火力発電所に隣接し、連携が可能
直江津LNG基地は容量180,000キロリットルの地上式LNGタンク2基、積載量210,000立方メートル級の大型LNGタンカーが着桟可能な受入桟橋、気化・熱量調整設備を主要設備として設置している。年間約1,500,000トンのLNGを取り扱うことを可能とし、これは約5,000,000世帯の年間消費量に相当する。
中部電力株式会社が運営する上越火力発電所に隣接し、基地間でLNGの連携配管も施設。このため緊急時にはLNGの相互融通が可能であり、操業上、高い安定性も有している。
▼外部リンク
国際石油開発帝石株式会社 ニュースリリース
http://www.inpex.co.jp/news/pdf/2013/20131209.pdf