鹿島 新技術で高品質・高精度な大断面シールドトンネル構築

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鹿島 新技術で高品質・高精度な大断面シールドトンネル構築

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2013年12月14日 00:00

東向き往路の掘進を完了
鹿島建設株式会社(以下「鹿島」)は、11日、大阪府堺市において進めている、阪神高速大和川線シールドトンネル工事で、東向き往路の掘進を完了、仮到達したことを発表した。

工事は、大和川線の堺市堺区遠里小野町から同市北区常磐町間に道路トンネルを建設するもの。工期は2008年2月から2015年5月までの予定で、施工は鹿島・飛島建設工事共同企業体が担当している。

施工は、「トライアル計測断面」「真円度自動測定システム」等の技術導入により、往復約4km、外径約12.23mという大断面トンネルを、極めて高い品質と精度で構築。掘削残土の再利用により、環境負荷低減にも配慮している。
(画像はプレスリリースより)

「トライアル計測断面」で他の構造物等への影響を抑える
工事区間は、南海電鉄高野線、JR阪和線などの重要構造物や、河川等の直下にあり、地形的にも非常に変化に富むトンネル線形。

そのため、営業線の横断前に「トライアル計測断面」を設置し、管理計画の妥当性を検証した後、掘進施工が行われた。

その結果、南海電鉄高野線直下の横断掘進はでは、1mm程度の沈下で収束。続くJR阪和線浅香駅直下の横断においては、近接構造物への影響を「ゼロ」に抑えられたという。

「真円度自動測定システム」を導入
また、シールドトンネルは、将来の漏水やひび割れを防ぐため、真円で構築されることが理想。今回の工事では、トンネルを構築しながら真円度を自動的に測定するシステムを、計測技研株式会社(兵庫県尼崎市)と共同開発し、真円度の管理に導入した。

これによって、極めて真円に近いシールドトンネルの構築を実現。従来の手動計測と比較して、大幅な省力化となり、生産性の向上にもつながっている。

さらに、真円度の測定結果は、スマートフォンやタブレット端末で、どこにいても確認でき、現場の施工にフィードバックできる。

鹿島は、西向き復路の施工にあたっても、往路の掘進工事で得た経験やデータを駆使し、さらに安全・品質に万全を期すとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

高品質・高精度な大断面シールドトンネルの構築
http://www.kajima.co.jp/news/press/201312/11c1-j.htm

鹿島建設株式会社
http://www.kajima.co.jp/

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