積水ハウス株式会社は、オーナーの健康管理や見守り機能を備えたウェアラブルセンサーと対話型HEMSを連動させたスマートヘルスケアサポートの開発に着手し、2014年度内の運用に向け、実証実験を開始すると発表した。
今回の新機能はVital Connect社の最新センシング技術によるウェアラブルセンサーを活用し、オーナーの健康情報および活動状況をリアルタイムで測定する。対話型HEMSと連動させることによって、健康面のアドバイスを行ったり、食事の管理や空調調節、体調異常の発見など、健康をサポートするサービスを提供していく。
本サービスでは、粘着型の使い捨てパッチにセンサーを装着させ、体に貼りつけることによって、生体データがリアルタイムに収集され、心拍数や呼吸数、表皮温度、消費カロリー、ストレスの測定等ができる。
(画像はプレスリリースより)
積水ハウス株式会社では、快適を先進の技術で実現する「SLOW&SMART」をブランドビジョンとし、事業を展開している。これからは様々な分野のスマート技術を住宅が集約していき、相互に連携し適切な情報とサービスを提供するプラットフォームの役割を担うべきだと考えた。
基盤づくりのために本年10月から、IBMプラットフォームと連携した対話型HEMSの運用を開始した。住民に必要なデータを一元化することによって、建物や庭、気象や防犯情報など、生活をサポートするパーソナライズ化した情報を提供する。
将来的には、住環境から健康や食生活のサポート、医療介護の分野にまで拡大する予定だ。
▼外部リンク
積水ハウス株式会社 プレスリリース
http://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/datail/