東京ガスと茨城県 天然ガスインフラ整備推進で合意

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東京ガスと茨城県 天然ガスインフラ整備推進で合意

2013年11月18日 05:00

震災以降のニーズに応えるべく協力を継続

東京ガス株式会社は、13日、茨城県との間で、「茨城県における天然ガスインフラ整備の推進・加速に関する合意書 ~東日本大震災以降の新たな時代の要請に応えて~」を締結したことを発表した。

今回の合意書は、茨城県と東京ガスとの間で2009年12月に締結した「茨城県における天然ガスインフラ整備に関する基本合意書」の理念・精神を継承・発展させたもの。

東日本大震災以降、茨城県は首都圏におけるエネルギー供給の要として期待されている。こうした時代の要請に応えるために、引き続き双方が協力し、天然ガスインフラ整備に努力していくことを目指す。

2009年の基本合意以降、次々に計画に着手

2009年12月の基本合意は、「低炭素社会の実現」という環境・エネルギー対策への貢献と、産業振興・雇用拡大による地域経済のさらなる活性化を図るため、双方が協力して、県内における天然ガスインフラを早期に整備し、有効活用を推進するというものであった。

東京ガスは、この基本合意に基づき、2012年7月に「日立LNG基地」を、2012年1月に、同基地と栃木県真岡市にある既存のパイプラインを接続する「茨城~栃木幹線」を、それぞれ、2015年度の稼働開始を目指して着工した。

新たなパイプライン建設のための調査も実施予定

また、「茨城~栃木幹線」から分岐し水戸地区向けの新たなパイプラインを共同で建設することで、東部ガス株式会社と2013年2月に合意し、その調査に着手している。

さらに、東京ガスは、茨城県鹿島地区における天然ガス需要に応えるとともに、高圧ガスパイプラインのループ化を行い、供給インフラ全体のさらなる安定性向上を図ることを目指し、「日立~鹿島幹線(仮称)」の建設に向けた調査を実施する予定だ。

茨城県と東京ガスは、今回の合意書に基づき、地域の発展や国のエネルギー政策も見据え、建設にあたっては関係市町村等と十分連携しながら、天然ガスインフラの整備についての具体的な検討を進めていくとしている。

▼外部リンク

 

茨城県における天然ガスインフラ整備の推進・加速に関する合意
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20131113-01.html

東京ガス株式会社
http://www.tokyo-gas.co.jp/

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