長寿命化・省エネ化をはかる
三菱重工グループは11月11日、同グループの三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社が福知山環境パークの基幹的設備改良工事を受注したと発表した。
福知山環境パークは京都府福知山市の一般廃棄物焼却施設。三菱重工業の設計施工で2000年2月に完成し、処理能力75トン/日のストーカ式焼却炉2基を備える。
今回の工事はこの焼却炉設備を改修し、延命措置を講じると同時に省エネルギー化をはかるもの。排ガス処理設備や通風設備、電気計装設備などに対し、主要機器の更新と改造を行う。
ノウハウと実績で今後も受注拡大を
三菱重工環境・化学エンジニアリングは環境装置分野の技術開発力と国内外での豊富な廃棄物処理施設建設・運営のノウハウを継承し、多数の実績も持つ。総合的ソリューション提案力を強みとし、一般廃棄物焼却施設長寿命化工事の受注は本年度2件目。
ニュースリリースでは
今後、この連続受注とこれまでの実績をベースに、既存廃棄物処理施設の省エネ化や安定稼動の維持・向上、さらに維持管理費などを含めたL.C.C.(ライフサイクルコスト)低減に向けた提案を積極的に推進し、受注拡大をはかっていきます。 (三菱重工グループ ニュースリリースより引用)
としている。
▼外部リンク
三菱重工グループ NewSリリース
http://www.mhi.co.jp/news/story/1311115444.html