野村不動産株式会社と株式会社ファミリーネット・ジャパンは、日本で初めての「次世代型マンションエネルギーマネジメントシステム」を開発した。
このシステムはパナソニック製の高圧一括受電適応エコキュートを採用し、マンション・エネルギーマネジメントシステム「エネコック」と組み合わせたものだ。またこのシステムは野村不動産が川崎区にて推進中の新築分譲マンション「プラウドシティ新川崎」に導入することが決定している。
現代はエネルギーの需給環境が著しく変化しており、国民のエネルギー利用に対する関心や、地球温暖化問題への意識が高まっている。そのため2社は「快適に暮らしながら、一次エネルギー消費量を低減する生活」の実現を目指して、高圧一括受電とオール電化、HEMS、MEMSを組み合わせた日本初となるエネルギーシステムの開発を行った。
(画像はプレスリリースより)
野村不動産株式会社と株式会社ファミリーネット・ジャパンは、これまでも電力とインターネットを融合し、共用部電力のデマンドコントロール等によって電力消費を抑制するマンションエネルギーマネジメントシステム「エネコック」を開発し、導入してきた。
今回新たなエネルギーマネジメントシステムを採用することだけではなく、最新高効率エアコンの実装設置や、専有部のLED化などを行い、これらによって、一次エネルギーを約20%削減することが可能だ。
なお、導入第一弾である「プラウドシティ新川崎」は交通利便性に優れた立地だ。またマンションの徒歩圏内に保育園や幼稚園、小学校・中学校・公園などの公共施設も充実しており、商業施設もショッピングモールなどが集積している地域だ。
▼外部リンク
野村不動産株式会社 ニュースリリース
http://www.nomura-re.co.jp/cfiles/news/n2013110100742.pdf