2014年10月から出荷
三菱電機株式会社は11月5日、中国の超高層ビル「武漢中心」向けに昇降機85台を受注したと発表した。
(画像はニュースリリースより)
「武漢中心」は中国内陸部の主要な都市である湖北省武漢市に、泛海建設集団株式有限公司が建設している複合ビル。ホテル・オフィス・住宅で構成され、竣工は2016年が予定されている。
三菱電機は66台のエレベーターと19台のエスカレータ、合計85台の昇降機を受注。2014年10月から順次、出荷する。
分速600mの高速エレベーター2台含む
エレベーター66台の巻上機には永久磁石を使用し、高い省エネ性を実現。分速120m以上の中・高速エレベーター50台には電力再生機能を搭載し、運転中に発生する回生電力を有効活用する。
2台は分速600mで、地下1階から86・87階までの最大昇降行程401mを約54秒でシャトル運転する。流線型整風カバーなどの最新機能を搭載し、快適な乗り心地を提供する。
今まで40万台超を出荷
三菱電機、現地合弁会社の上海三菱電梯有限公司および三菱電機上海機電電梯有限公司製をあわせた中国市場での昇降機累計出荷台数は40万台を超えており、三菱電機は今後も事業の拡大を図る、としている。
▼外部リンク
三菱電機株式会社 ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2013/1105.html