日本テクノ上越グリーンパワー(仮称)向け
川崎重工業株式会社は10月30日、日本テクノ株式会社より発電容量70,000kW級の発電所建設工事を受注したことを発表した。
これは日本テクノの「日本テクノ上越グリーンパワー(仮称)」プロジェクト向け工事で、2011年の「日本テクノ袖ケ浦グリーンパワー」に引き続き2件目の受注となる。建設地は新潟県上越市で、川崎重工業は発電所の設計、発電機器の供給と備え付け、土木建設といった建設工事一式をフルターンキー方式で請け負う。
今回の受注についてニュースリリースは
発電所の順調な稼働実績ならびに当社の技術力、信頼性、アフターサービス等が総合的に高く評価されたのに加え、新電力向け需給調整も含めた運用ができるミドル電源としてガスエンジン発電所が有効な手段であることが認められたものです。(川崎重工業株式会社ニュースリリースより引用)
としている。
カワサキグリーンガスエンジン10基で構成
発電所を構成するのは川崎重工業が自社開発した、発電出力7,800kWのカワサキグリーンガスエンジン(KG-18-V)10基。世界最高の49.5%を誇る発電効率・環境性能、複数台の効率的な運用により、発電所運営面でのフレキシビリティー向上とリスク低減を可能とする。
また、最大負荷に10分で到達する高い起動性や、起動発停を毎日行うDSS(Daily Start and Stop)運転のしやすさなどを特長としている。
▼外部リンク
川崎重工業株式会社 ニュースリリース
http://www.khi.co.jp/news/detail/20131030_1.html