飛島建設が最新技術を発表!
飛島建設株式会社はこの度、自社の最新技術として、「ICTを活用した建設機械接近警告システム」を紹介した。
(この画像はプレスリリースより)
工事の安全性を高めるシステム
今回紹介された「ICTを活用した建設機械接近警告システム」は、ICT技術を用いることで、トンネル坑内全体の入坑者や建設機械の位置を把握するというもの。
そして、入坑者に建設機械の接近を知らせるとともに、“なにが(どの機械が)”“どこにいて(残りの距離)”“どちらから(接近方向)”という危険回避情報を提供する。
これにより、トンネル坑内における工事の安全性が、飛躍的に高まることとなる。
新システムの構成
飛島建設の最新システムは、ICT機器による無線通信電波を利用した坑内測位機能と、位置情報に基づく建設機械接近警告システムの2つで構成されている。
坑内測位機能においては、無線通信基地局と無線通信端末を利用することで、トンネル坑内全体の入坑者や建設機械の位置状況を、リアルタイムに把握することが可能となっている。
さらに、この測位機能で得られた情報をもとに、建設機械接近警告システムが接近警告をおこなうことになる。この機能により、詳細な危険回避情報も提供される。
▼外部リンク
飛島建設株式会社によるプレスリリース
http://www.tobi-tech.com/tech/ICT_CEPWS.htm