3~5段階で危険度を表示
清水建設株式会社は10月25日、建設地の立地を評価するシステム「シミズ海外ハザード評価システム(Shimizu Global Hazard Evaluation System)」を開発したことを発表した。
(画像はニュースリリースより)
これはグーグルアース上で任意の地点を選択するだけで、インターネット上にあるハザード情報、災害情報、清水建設が持っているデータベースから必要とされる情報のみをスクリーニングし、立地評価に必要な情報を表示するシステム。
建設地で50年間に10%の確率で予測される地震・強風・洪水・地すべり・森林火災・火山噴火・落雷の発生リスクを評価項目とし、これらについて3~5段階で危険度を示す。
最終的には清水建設の技術者が4段階で立地を総合評価し、必要に応じて所見を記入することで一連の立地評価は終了となる。所要時間は30分。
すでにインドネシアで受注
このシステムを活用した提案ですでにインドネシアで受注した案件もあり、ニュースリリースでは
当社は今後、本システムの活用により、高度で標準化された立地評価を短期間でお客様に提供するとともに、要望に応じてBCP提案を行うことでグローバル企業からの受注拡大を図ります。(清水建設株式会社ニュースリリースより引用)
としている。
▼外部リンク
清水建設株式会社 ニュースリリース
http://www.shimz.co.jp/news_release/2013/2013041.html