ホンダ ブラジル初の風力発電拠点を建設

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ホンダ ブラジル初の風力発電拠点を建設

2013年11月01日 05:00

2014年9月稼働開始予定

本田技研工業株式会社は、ブラジルにおける風力発電事業会社「ホンダエナジー・ド・ブラジル・リミターダ(リオ・グランジ・ド・スル州シャングリラ市)」が、現地時間2013年10月29日に、ブラジル政府関係者および地元関係者出席のもと、新たに建設する風力発電拠点の着工記念式典を行ったことを発表した。

風力発電建設予定地は、ブラジル・サンパウロ州スマレ市にあるホンダ四輪車工場から南へ約1,000kmのリオ・グランジ・ド・スル州シャングリラ市。2014年9月の稼働開始を目指す。

この風力発電事業は、自らの企業活動で発生する環境負荷の最小化を目的とし、ブラジル自動車業界ではホンダが初めて開始するもの。これによって、ブラジルにおける再生可能エネルギーの使用を積極的に進めていく。総投資金額は、約1億レアル(約43億円:1レアル=43円換算)を予定している。

(画像はニュースリリースより)

ホンダの工場で必要な電力を創出し、CO2を削減

ホンダエナジーが運営する発電拠点には、風力タービン9機が設置される予定。発電量は、現在、ホンダ・ブラジルでの四輪車生産活動(年間生産台数約14万台)に必要な年間電力量に相当する、約9万5,000メガワットアワーとなる見込み。

工場で必要な電力量を再生可能エネルギーで創出することによるCO2排出量の低減効果は、年間約2,200トン以上になると予想される。

CO2削減目標に向けた取り組みをグローバルで強化

ホンダは、全世界で販売する製品のCO2排出量を、2020年までに2000年比で30%低減するという目標を定め、生産時やサプライチェーンを含めた企業活動全体でのCO2排出量低減に向けた取り組みを、グローバルで強化している。ブラジルでの風力発電事業開始は、目標に向けての価値ある前進だと言えよう。

また、今回の着工記念式典に合わせて、ホンダエナジーは、持続可能な自然や風、青空やきれいな水を表現した、カンパニーロゴも発表している。

▼外部リンク

 

ブラジル自動車業界で初の風力発電拠点を着工
http://www.honda.co.jp/news/2013/c131030a.html?from=copy

本田技研工業株式会社
http://www.honda.co.jp/

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