株式会社パテント・リザルトは2013年10月28日、独自に分類した「建設」業界の企業を対象とする「建設業界 特許資産規模ランキング」をまとめ、ランキングデータの販売を開始した。
このランキングは、2012年4月1日~2013年3月末に登録された特許を対象に、各社が保有する特許資産を「パテントスコア」により評価するもの。
結果は、1位が大成建設、2位が鹿島建設、3位が大林組。大成建設は、昨年の6位から大きく上昇し、1位を獲得した。
大成建設の特許のなかでも注目度が高いものは、「建物や歩道の表面に滑り止や装飾など床面に加工を施す際の作業装置を小型化・軽量化し、低コストで作業を実現するための技術」や「コンクリートの締め固め作業を簡易におこない、かつ高品質施工をおこなうことができるトンネル構築方法に関する技術」など。
そして、鹿島建設の「タワークレーンのマストを保持する際の振動抑制性能を高め、マストの倒壊などを防止することができる技術」や、大林組の「アクチュエータを保護しながら制振対象物の振動を抑制することが可能な制振装置」なども注目度が高くなっている。
パテント・リザルトは、さらに詳しい情報を知りたい企業などのために、ランキングデータの販売をおこなっている。
情報提供は、データを収録したCDを納品という形でおこなわれ、価格は税込みで5万2500円となっている。
提供データは以下のようになっている。
・建設業界 特許資産規模ランキング
(全期間トップ100と2012年度のトップ50)
・建設業界 登録特許件数ランキング
(全期間トップ100と2012年度のトップ50)
・全業種 特許資産規模ランキング
(全期間と2012年度トップ100)
・全業種 登録特許件数ランキング
(全期間と2012年度トップ100)
(プレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社パテント・リザルトによるプレスリリース
http://www.patentresult.co.jp/news/2013/10/construction.html