矢作建設工業株式会社は、2013年10月23日(水)、自社の独自技術と研究施設を紹介する「YAHAGIテクノフェア2013」を開催し、約120人の参加者のもと、無事終了したことを発表した。
(この画像はプレスリリースより)
イベント当日にまず紹介されたのは、地震工学技術研究所の実験施設。
施設内の反力壁は、中部地区最大規模のものとなっている。さらに紹介された大規模な油圧ジャッキは、コンピュータ制御により自由な加圧が可能となり、振動台実験装置は、地震の揺れを再現することができるようになっている。
矢作建設工業は、これら施設設備の紹介の後、同研究所にて開発された独自技術の紹介を、各ブースでおこなった。
紹介された矢作建設工業の独自技術は、「ピタコラム」や「ウッドピタ」といった建物の耐震補強工法、コンクリート剥落防止工法である「ウォールプロテクト」、法面補強工法「パンウォール」、保水性舗装「クールベーブ」、芝生駐車場「EGP」など。
それぞれが各ブースにて紹介され、「ウッドピタ」のブースでは、阪神淡路大震災の揺れを、実際に振動台実験装置にて体感してもらうこととなった。
さらに、「ウォールプロテクト」のブースでは、特殊塗料を施したサンプルの展示、落下実験などが実施され、「パンウォール」のブースでは、実物の補強体が敷地内に設置された。
これらの独自技術の紹介により、参加者約120人に、実際に見て、肌で感じてもらうことができたという。イベント内の様子は、新聞各紙やテレビのニュース番組でも紹介されることとなった。
▼外部リンク
矢作建設工業株式会社によるプレスリリース
http://www.yahagi.co.jp/company/news/event/20131024.html