新庁舎の建設位置が争点、福井県越前市市長選、奈良氏当選

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新庁舎の建設位置が争点、福井県越前市市長選、奈良氏当選

2013年10月24日 20:00

奈良氏当選で、新庁舎は現在地建て替えで決着

市役所新庁舎の建設位置が争点となっていた福井県越前市の市長選挙が20日に実施され、投開票の結果、現在地での建て替えを主張している無所属で現職の奈良俊幸氏(51)=民主、公明推薦=が、2万2000票あまりを獲得し、無所属新人で前市議の大久保恵子氏(62)を大差で破り3選を果たしことが分かった。当日の有権者数は6万5486人で、投票率は47・06%(平成17年75・67%)だった。

奈良氏は9月の定例市会の提案理由説明で、新庁舎の建設位置について、市長としての考え方をはじめて明らかにし、合併当初とは状況が変わったとして、合併特例債発行期限の2020年度までに現在地に建設現在地での建て替えを主張した。

一方、大久保氏は、新庁舎は(旧武生・今立両市町の)合併協定項目合併協定に沿って日野川東部に建設すべきだ、と訴えていた。

コンパクトシティーを目指したまちづくり掲げ

当選した奈良氏は選挙戦で建設に関係するマニフェストとして▽新庁舎建設▽改築による今立総合支所の拡充と整備▽福井国体に向けた施設整備▽北陸新幹線南越駅(仮称)の周辺整備-などの取り組みを訴えており、合併に尽力した人々の思いを踏まえ、丁寧な議論と合意形成に努めながら、今後の人口減少時代を見据えたネットワーク型コンパクトシティーを目指す考え。

▼外部リンク

 

福井県越前市
http://www.city.echizen.lg.jp/

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