三井住友建設の工事が自然環境保全に貢献!
三井住友建設株式会社はこの度、京都第二外環状道路西山トンネル奥海印寺工区工事において、長岡京市のホタルの舞う里山保全に貢献したとして、市より表彰を受けたことを発表した。
(この画像はプレスリリースより)
西山トンネル工事の概要
京都第二外環状道路西山トンネル奥海印寺工区工事は、京都第二外環状道路の長岡京市奥海印寺地区に位置する高速道路トンネルの上下線2本を整備するもの。
事業主である国土交通省近畿地方整備局が、三井住友建設に発注する形で進められた。
工事は、平成22年2月26日に始められ、平成25年6月30日までおこなわれている。トンネル開通は、平成25年4月となった。
ホタルの舞う里山を復元!
工事においては、京都第二外環状道路が小泉川沿いに建設されることから、河川改修工事もおこなう必要があった。
しかし、小泉川では6月になると多くのゲンジボタルが出現し、ホタルのエサとなるカワニナが生息していた。そこで、国土交通所は、河川改修の前にカワニナを捕獲し、移設・飼育をおこなうことにした。
そして三井住友建設は、カワニナを移設した池で、工期中の3年間飼育管理をおこない、3年間の工期の後に、7万匹に増えたカワニナを小泉川に放流。ホタルを育てるための専用水路と養殖地の整備により、ホタルの舞う里山の復元をおこなった。
長岡京市は今回、これらの行為を自然環境保全に貢献するものとして、表彰することとなった。
▼外部リンク
三井住友建設株式会社によるプレスリリース
http://www.smcon.co.jp/2013/10186571/