GDFスエズ子会社の株式を取得
三井物産株式会社は10月8日、オーストラリアにおいて発電および電力・ガス小売事業へ出資参画することを発表した。
(画像はニュースリリースより)
これはオーストラリア・GDF SUEZ S.A.GDF(GDFスエズ)と合意し、関連書契約を締結したことによるもの。三井物産は新規に設立した投資子会社を通じて、発電および電力・ガス小売事業を推進するGDFスエズの子会社International Power (Australia) Holdings Pty Ltd (IPAH)が実施する第三者割当増資を引き受け、株式の28%を取得する。
IPAHはオーストラリア東部のビクトリア州・サウスオーストラリア州において、発電事業と電力・ガスの家庭および事業者向け小売事業を営む。ガス火力・石炭火力・風力と分散された電源4資産による総発電容量は2,604MW。IPAH子会社のSimply Energyを通じて、電力およびガスを約35万の顧客に供給している。
共同事業として3,748MWを発電
三井物産とGDFスエズは共同事業会社であるIPM-Eagle LLPを通じてオーストラリアで発電事業を2004年より推進しており、今回の出資参画により現在GDFスエズがオーストラリアで運営している全ての電力事業は両社の共同事業となる。総発電容量3,748MWは、発電量でビクトリア州において1位、オーストラリア全体でも第4位。
▼外部リンク
三井物産株式会社 ニュースリリース
http://www.mitsui.com/jp/ja/release/2013/1201140_4689.html