タイ国電力公社に25年間、卸販売
電源開発株式会社(Jパワー)は10月2日、タイ・サラブリNK2コジェネレーション発電所が10月1日より営業運転を開始したと発表した。
(画像はニュースリリースより)
サラブリNK2コジェネレーション発電所はタイ・現地事業会社Gulf JP NK2社を通じてJパワーが開発を進めてきたもの。営業運転開始後はタイのSPPプログラム(小規模発電事業者買取保証制度)に基づいて25年間にわたりタイ国電力公社(EGAT)に電力を卸販売するとともに、周辺の一般顧客に電力・蒸気の販売を行う。
7件のSPPがすべ営業運転を開始
タイのSPP(Small Power Producers)とは
熱電併給装置、再生可能エネルギーなどを推進し、石油輸入・使用の削減を図ることを目的として創設された長期電力買取制度。タイ電力公社により9万kWまでの電力の買い取りを保証されている。(電源開発株式会社ニュースリリース添付書類より引用)
とされ、JパワーはタイでサラブリNK2コジェネレーション発電所のほか、サラブリ県で3件、チェチェンサオ県・ラヨン県・パトゥムタニ県で各1件のSPP事業を新規プロジェクトとして進めてきた。
今回のサラブリNK2コジェネレーション発電所営業運転開始によって、これら7件はすべて営業運転を開始したことになる。
▼外部リンク
電源開発株式会社 ニュースリリース
http://www.jpower.co.jp/news_release/2013/10/news131002