プロジェクトの安定化・効率化を図る
三菱商事株式会社は10月4日、千代田化工建設株式会社にエムピーディーシー・ガボン株式会社の一部を譲渡することを発表した。
(画像はプレスリリースより)
ガボン共和国・ガボン社は西アフリカにおける石油・天然ガスの炭鉱・開発事業を営む。現在はガボン共和国のボードロア・メロー鉱区、ロチェ・イースト鉱区、2つの会場生産油田鉱区の権益をそれぞれ50%有し、ガボン社持分として1日4,000バレルを生産。2012年末時点の累積生産量は146,000,000バレルとなっている。
三菱商事はガボン社の株式100%を保有していたが、そのうち25%を千代田化工に譲渡。ニュースリリースでは
今回新たに、エンジニアリング事業に強みを持つ千代田化工をパートナーとして迎えることで、プロジェクトの安定且つ効率的な操業を図ります。(三菱商事株式会社プレスリリースより引用)
と譲渡の理由を述べている。
2001年に三菱石油開発を子会社化
三菱石油開発株式会社(現在は三菱商事石油開発株式会社)は早くから西アフリカ地域に着目。1970年代にはガボン、1980年代にはアンゴラで操業を行い、蓄積された同地域での知見を活かして事業に取り組んでいる。
三菱商事は2001年に三菱石油開発を子会社化、それ以降、石油開発事業の取り組みを行う。
▼外部リンク
三菱商事株式会社 プレスリリース
http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2013/html/