社内のイントラネット上で管理
鹿島建設株式会社は10月3日、建設現場のCO2排出量削減ツール「現場deエコ」を開発し、運用を開始したことを発表した。
(画像はプレスリリースより)
「現場deエコ」は建設現場におけるCO2排出量削減の計画・実施を社内のイントラネット上で管理するツール。次の3ステップで削減活動を実施し、各現場の削減実績をデータ化することで工事規模や種類別の削減実績の集計や分析も行うことを可能とする。
ステップ1 現場の施工数量を基準に標準的なCO2排出量を算定、CO2排出に大きな影響を与える要因を特定する。
ステップ2 ステップ1で特定した要因に対し最適な削減技術の組み合わせを選択、対策前後のCO2排出量を比較し実施計画を策定する。
ステップ3 計画に基づき削減活動を実施、CO2削減量を把握する。
低炭素社会の実現に貢献
鹿島建設は「環境ビジョン:トリプルZero2050」においても低炭素「Zero Carbon」を目標のひとつに掲げるなど建設現場のCO2排出量削減活動を積極的に推進しており、ニュースリリースでは
本ツールの整備により、各現場が積極的にCO2排出量削減に取り組む環境が整いました。今後も、建物や構造物のCO2排出量削減に寄与する技術開発と合わせ、積極的な取り組みを継続し、低炭素社会の実現に貢献していきます。(鹿島建設株式会社 プレスリリースより引用)
と述べられている。
▼外部リンク
鹿島建設株式会社 プレスリリース
http://www.kajima.co.jp/news/press/201310/3e1-j.htm