3社が出資参画
三井物産株式会社、三井海洋開発株式会社、丸紅株式会社、株式会社商船三井の4社は9月27日、ガーナ沖T.E.N.(Tweneboa, Enyenra, Ntomme)油田向け大水深対応FPSO(Floating Production, Storage & Offloading System:浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)の長期傭船事業に対する融資契約を締結した。
(画像はニュースリリースより)
これは三井海洋開発がオランダに設立したT.E.N. Ghana MV25 B.V.社に三井物産・丸紅・商船三井の3社が出資参画し、傭船先に対してFPSOのリースや操業・保守サービスを提供するもの。
傭船先はT.E.N.油田のオペレーターであるTullow Ghana Limited社で、同社とMV25社は2013年8月に10年間の長期傭船契約を締結している。
完工予定は2016年
T.E.N.油田はガーナ沖合約60kmに位置し、Tullow Ghana社やガーナ国営石油会社等の5社のコンソーシアムが保有している。このFPSOは大型タンカーを改造して建造するもので、2016年に完工、同鉱区に据え付けられ水深約1,500mの海底油田の開発に用いられる予定となっている。
▼外部リンク
三井物産株式会社 ニュースリリース
http://www.mitsui.com/jp/ja/release/2013/1201078_4689