住友林業株式会社は、タリーズコーヒージャパン株式会社の新店となる「タリーズコーヒー 隅田公園店」の設計・施工を実施してきた。その「タリーズコーヒー 隅田公園店」が、2013年9月30日(月)に竣工することとなった。
この新店舗は、都内初の河川敷地のカフェとしてオープンする。
(この画像はプレスリリースより)
「タリーズコーヒー 隅田公園店」は、東京都が地元区や関係団体と連携して取り組む「隅田川ルネサンス」の一環として10月7日(月)にオープンする。これにより、隅田川を中心とする水辺空間のさらなる賑わいが期待される。
設計にあたっては、桜並木や河川敷地など周辺の景観と調和し、既存の堤防にできるだけ負担をかけないよう、軽くて丈夫な、環境にも優しい天然木を使用した建物がイメージされた。
実際の内部空間は、スカイツリーの展望が店内の全席から楽しめるガラス面が大きくとられ、木の柱と梁がそのまま現された自然の美しさあふれるものとなっている。
また、天然木を基調とした外装材が外壁に使用され、木質感あふれる仕上がりで、周辺環境に調和したカフェが実現することとなった。
「タリーズコーヒー 隅田公園店」は、景色を楽しめる空間設計のほかに、利用者に配慮したバリアフリー設計、堤防に極力負担がかからない設計が特長とされている。
さらに、「だれでもトイレ」を設置することで、開店時間中は店舗利用者以外でもトイレの使用が可能となっている。
柔らかな自然光が取り入れられたカフェは、春には桜を、夏には緑の景観を楽しむこともできるようだ。
▼外部リンク
住友林業によるプレスリリース
http://sfc.jp/information/news/2013/2013-09-26.html