和仁正文氏が初代会長に就任
三菱重工グループは9月27日、三菱重工業株式会社とデンマーク・ヴェスタス社が洋上風力発電設備専業の合弁会社を設立することを発表した。
(画像はニュースリリースより)
この合弁会社の設立は、現在、イギリス・ドイツなど北海沿岸諸国で活発となっており今後も大きな成長が見込める洋上発電市場の将来性を睨んだもの。それぞれ同数の株式を保有し、三菱重工業株式会社取締役常務執行役員原動機事業本部長の和仁正文氏が初代会長、イェンス・トムラップ(Jens Tommerup)ヴェスタス社アジア・パシフィック&中国地域代表がCEOに就任する。
総合的な技術力に基づく高い信頼性を持つ三菱重工業と、多くの実績を持つヴェスタス社がそれぞれの強みを活かし、シナジー効果を発揮し洋上風力発電設備市場でグローバルリーダーとなることが狙い。
本社はデンマーク・オーフス市
合弁会社は三菱重工業・ヴェスタス社の洋上風力発電設備事業を分割・集約することで設立され、本社はデンマーク・オーフス市に置かれる。設立時の従業員数は300~400人の予定。
三菱重工業は1億ユーロを設立時に、その後の実績に基づきさらに2億ユーロを投入する。2016年にコールオプションを行使し、出資比率を51%とすることを予定している。
▼外部リンク
三菱重工グループ ニュースリリース
http://www.mhi.co.jp/news/story/1309275427.html