二重らせんをイメージするフォルム
株式会社熊谷組は9月27日、台湾の現地法人・華熊營造股份有限公司が陶朱隠園(タオヂュインユェン)を受注したことを発表した。
(画像はニュースリリースより)
中華工程股份有限公司の発注により、台北市のホテル・亜太會館(アゴラガーデン)の跡地にマンションを新築するもの。内装工事を含まない工事金額は約100億円で、工期は45ヶ月が予定されている。
DNAをモチーフにした二重らせんをイメージする特徴的なフォルムを建物形状とする。高さは93.2m。
基本設計はフランスの建築家Vincent Callebaut氏(ベルギー国籍)による。コンセプトを「鉛直方向に断片的に配置された庭園」とし、省エネを考慮した設計となっている。
TAIPEI 101施工も受注につながる
熊谷組と華熊營造股份有限公司は、台湾において数多くの施工実績を持つ。
ニュースリリースでは
2004年には、台湾のランドマークとなる「TAIPEI 101」(高さ508m)を施工しており、それらの実績と施工能力が高く評価され今回の受注につながりました。(株式会社熊谷組ニュースリリースより引用)
としている。
▼外部リンク
株式会社熊谷組 ニュースリリース
http://www.kumagaigumi.co.jp/press/2013/pr_130926_1.html