NEDO、ロシア極東で風力発電を含むエネルギーインフラ実証を開始

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NEDO、ロシア極東で風力発電を含むエネルギーインフラ実証を開始

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2018年03月04日 15:15

電力供給を小規模なディーゼル発電機に依存している独立系統地域が多数存在
2018年2月28日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)は、ロシアのサハ共和国政府およびルスギドロ社との間で、風力発電システムを含むエネルギーインフラ実証事業(以下、同実証事業)に関する協力覚書(MOC)を2月27日に締結し、実証事業を開始したと発表した。

なお、同実証事業は、日露首脳会談で提示された8項目の「協力プラン」のうち「4.石油、ガス等のエネルギー開発協力、生産能力拡充」に含まれるものだ。

ロシア極東地域には、大規模な電力系統と接続せずに、電力供給を小規模なディーゼル発電機に依存している独立系統地域が多数存在するが、発電用燃料の輸送コストで発電単価が極めて高いために、同国地方政府は大きな財政負担強いられている上に、ディーゼル発電機の老朽化が進んでおり、エネルギー安定供給に支障を来しかねない状況にある。

エネルギーインフラ実証事業の概要
同実証事業では、同共和国内の独立系統地域であるティクシ市において、既存の発電設備に、極寒冷地仕様の風力発電機(300kW中型風車3機)とディーゼル発電機および蓄電池によるエネルギーマネジメントシステムを組み合わせた「ポーラーマイクログリッドシステム(Polar Microgrid System)」(以下、同システム)を構築する。

同システムでは、風力発電機とディーゼル発電機を効率的に運用することで、年間約16%ものディーゼル燃料の焚き減らしが可能になると見込んでおり、極寒冷地での低コストかつ安定的なエネルギー供給技術を実証する。

同実証事業の期間は、2018年2月~2021年2月の予定。

また、NEDOの委託先は三井物産株式会社・株式会社東光高岳・株式会社駒井ハルテックになる。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

NEDO ニュースリリース
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100924.html

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