搬送作業負荷を軽減し、省人化・効率化
2018年3月1日、株式会社ZMPは、物流支援ロボットCarriRo(キャリロ、以下、同ロボット)の牽引機能(以下、同機能)の提供を開始すると発表した。
同ロボットは、ジョイスティックによる操作ができるドライブモードと、ビーコン(発信機)を自動追従するカルガモモードを有する台車型物流支援ロボットで、充電式で最大150kgの荷物を8時間連続で運ぶことができるため、これまで重労働と見られていた運搬作業を女性や高齢者でも行える。
物流倉庫のピッキング作業、工場内の工程間搬送、あるいは駅・空港・商業施設内などにおいて、搬送作業負荷を軽減し、省人化・効率化するために、同ロボットの導入が広がっているとのこと。
最大300キロのカゴ台車・スリムカートの牽引が可能に
同ロボットに、同機能のアタッチメントを使用することにより、300キロ程度のロールボックスパレット(カゴ台車)、六輪台車(スリムカート)や、パレット搬送可能な台車等を牽引できる。また、アタッチメントは台車の幅等に合わせて調整できるため、様々な現場で使われる台車に応じて柔軟に対応できる。
さらに、同機能を、同ロボットの「カルガモ」機能で活用することにより、作業者は同ロボットの前方を歩くだけで重い荷物を積載した台車を搬送できるため、作業負荷を軽減するとともに、現場に既にある台車も活用できるため、搬送効率・生産性のさらなる向上に貢献する。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ZMP ニュースリリース
http://www.zmp.co.jp/news/pressrelease_20180301?lang=jp