同国に4箇所あるコンテナターミナルを西端に位置するチュアス地区に移転させる計画
2018年3月1日、五洋建設株式会社は、韓国のHyundai Engineering & Construction Co., Ltd.およびオランダのBoskalis International B.V.と共同で、シンガポール海事港湾庁(Maritime and Port Authority of Singapore)から、チュアスターミナル第二期埋立工事(Tuas Terminal Reclamation, Wharf Construction and Dredging Phase 2、以下、同埋立工事)を受注したと発表した。
同国政府は、現在同国に4箇所あるコンテナターミナルを、2040年迄に西端のチュアス地区に移転させる計画を進めている。
また、同社は、同地区において、同国政府の法定機関であるJTCコーポレーションより、1984年に最初の埋立工事、2000年に拡張工事、2014年に現在施工中のチュアスフィンガーワン埋立工事を受注しており、同埋立工事は、これに続く大型港湾土木工事の受注とのこと。
港湾土木工事の概要
同埋立工事は、岸壁延長8.6km、埋立による土地造成面積387ha、将来のコンテナ船の大型化に備えた岸壁前面水深-23mの大水深大規模コンテナターミナルを建設するもので、受注金額はJVで約1,210億円であり、同社の受注金額は約423億円となる。
また、工期は約108ヶ月で2027年3月末に竣工の予定。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
五洋建設 ニュースリリース
http://www.penta-ocean.co.jp/news/2018/180301.html