機能要件定義書とシステムチェック仕様書を公開
国土交通省は2月28日、土木工事や設計業務等における電子納品の効率化を図るため、「電子納品チェックシステム機能要件定義書(平成30年2月)」、「電子納品チェックシステムチェック仕様書(平成30年2月)」を公開した。
対象は土木・電気通信設備・機械設備工事
国土交通省は、平成13年度より直轄事業において、公共事業プロセスにおけるデータの再利用環境を構築するため、成果品の電子納品を実施している。
土木工事や設計業務等の電子成果品の品質確保を目的として、電子納品チェックシステムを開発し、納品時にチェックしていた。
今回、電子納品チェックシステムの機能要件とチェック仕様を公開した。
機能要件定義書は、全体で実装すべきチェック機能・地図表示機能・結果出力機能等の要件を定めた「電子納品チェックシステム機能要件定義書」、土木編・電気通信設備編・機械設備工事編の各電子納品チェックシステムチェック仕様書と付属資料の7つである。
国土交通省は、民間ベンダーが要件定義書と仕様書を基に、電子成果品作成支援システムを開発し実装することにより、電子納品の効率化が図られることを期待する、とのこと。
(画像は国土交通省のHPより)
▼外部リンク
国土交通省のニュースリリース
http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000469.html