日立アプライアンス、IoTを活用した業務用空調などの遠隔監視サービスを提供開始

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日立アプライアンス、IoTを活用した業務用空調などの遠隔監視サービスを提供開始

2018年03月01日 09:30

運転データだけでなく、IoT技術で得られるさまざまなデータを活用

2018年2月26日、日立アプライアンス株式会社は、冷凍機・チラーユニットを対象に、故障につながる変化を事前に検出する「予兆診断」機能をサービスソリューション「遠隔監視システム」(以下、同監視システム)のオプションに追加し、「Exiida遠隔監視サービス」(以下、同Exiidaサービス)として4月2日から提供を開始すると発表した。

業務用空調・冷熱機器の故障などによる突然の運転停止が問題となっており、計画的に運転できるサービスが望まれているうえに、生産年齢人口の減少などで業務用空調・冷熱機器の保全を行う作業員不足や、技術の継承という課題が顕在化している。

このような状況において、IoT技術を活用したデータ解析により、運転状態を基準とした保全作業ができる同Exiidaサービスを提供するとのこと。

「Exiida遠隔監視サービス」の概要

同社は、これまで、同監視システムにおいて、機器の運転データを監視し、故障が発生した場合には、顧客や設備管理元に通知するサービスを行ってきた。

新たに提供開始する同Exiidaサービスでは、収集した冷凍機・チラーユニットの運転データ(冷媒圧力・温度・電流値など)から正常な運転データを一定期間学習し、データ解析技術を用いて評価対象の運転データと比較することで、故障につながる変化を検出する「予兆診断」機能をオプションとして追加した。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

日立 ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2018/02/0226b.html

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