産学官連携により地方創生を目指す三重県の観光プラットホーム「アクアイグニス多気」
2018年2月26日、株式会社リコー(以下、リコー)は、三重県多気郡多気町における複合リゾート施設「アクアイグニス多気」(以下、同施設)の「薬草の湯」(以下、同湯)に、温浴用エネルギーを供給することに関する協定(以下、同協定)を、同町および株式会社アクアイグニス(以下、アクアイグニス)と締結したと発表した。
同施設は、産学官連携により地方創生を目指す三重県の観光プラットホームで、「癒し」と「食」をテーマにした複合リゾート施設であり、2020年に開業する予定。
温浴施設向けエネルギー供給に関する協定の概要
同湯は同施設の中核施設のひとつで、同県内の薬草を活用して季節ごとにさまざまな効能の湯を提供する温浴施設だ。
リコーは、木質バイオマス熱エネルギープラントを建設し、主に同県の森林から産出された一般材由来の木質チップを燃料として燃やした際の熱を温水にして同湯に供給する。
同協定は、同町・アクアイグニス・リコーの3者が、「森林保全と林業活性化に寄与すること」・「二酸化炭素の排出削減により地球温暖化防止に寄与すること」・「来場者の多くに再生可能エネルギーの実際の活用事例を紹介できること」を意義あるものとして共通認識しているため、実現したとのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
リコー ニュースリリース
http://jp.ricoh.com/