2018年2月23日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)は、「インフラ維持管理・更新等の社会課題対応システム開発プロジェクト」成果報告会(以下、同報告会)を、3月8日に都内で開催すると発表した。
NEDOは、高度成長期以降に整備され老朽化したインフラや、リスクが高まっている大規模地震や頻発する火山・土砂災害に対応するために、「インフラ維持管理・更新等の社会課題対応システム開発プロジェクト(2014~2018年度)」において、インフラの維持管理や災害復旧に必要な情報を取得できるロボットの開発と実証実験を行ってきた。
同報告会では、これまで行ってきたロボット開発の最終成果を紹介するとともに、インフラ維持管理および災害調査ロボットの実機も展示する予定だ。
同報告会の開催日時は2018年3月8日(木)、9時30分~17時00分(開場、9時00分)で、会場は東京都港区芝公園に所在する機械振興会館のB2ホール・B3研修1号室になる。
なお、参加費は無料だが、定員が先着250名であり、定員に達し次第、締め切るとのこと。
当日の午前中は、「マルチコプタを利用した橋梁点検システムの研究開発」・「小型無人ヘリを用いた構造物点検技術開発」・「磁石走行式ロボット等を活用した橋梁点検システムの開発」・「複眼式撮像装置を搭載した橋梁近接目視代替ロボットシステムの研究開発」などの報告がなされる。
また、午後前半には、「インフラ診断ロボットシステム(ALP)の研究開発」・「橋梁桁端部点検診断ロボットの開発」・「河川点検を効率化・高度化するフロートロボットの研究開発」・「可変構成型水中調査用ロボットの研究開発」などの報告がなされる。
さらに、15時00分~15時20分の休憩後には、「土石流予測を目的としたセンシング技術ならびに高精度土石流シミュレーションシステムの開発」・「災害調査用地上/空中複合型ロボットシステムの研究開発」・「引火性ガス雰囲気内探査ロボットの研究開発」などの報告がなされる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
NEDO ニュースリリース
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100925.html