野村不動産、「恵比寿 旧国家公務員宿舎跡地 再開発プロジェクト」着工

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野村不動産、「恵比寿 旧国家公務員宿舎跡地 再開発プロジェクト」着工

2018年02月24日 03:00

社会的要請に応える都市型の複合施設

2018年2月22日、野村不動産株式会社は、渋谷区恵比寿南三丁目の国家公務員宿舎原町住宅跡地で計画している複合施設の新築工事(以下、同事業)を着工したと発表した。

近年は、毎年増加するインバウンド需要に伴うホテルの供給数不足、都市部における高齢者向けサービス需要、および保育施設不足による待機児童の解消など、都市部の社会課題がクローズアップされている。

このような状況で、同事業は、「2020年に開催される国際競技大会時等の観光客の増加に伴い不足する都市部の宿泊施設の整備」と「高齢者・子育て支援施設整備」という国の定める条件を満たして選定された事業だ。

再開発プロジェクトの概要

同事業は、JR「恵比寿」駅徒歩5分・東京メトロ「恵比寿」駅徒歩3分に位置しながら閑静な住宅街という立地において、分譲住宅にホテル・介護施設(デイサービス)・保育施設を併設し、多様な人々が共生する新たな都市型複合施設を開発するものだ。

分譲住宅は、地上11 階建・RC造、全88戸で、間取り2LDK~4LDK・専有面積約60~200平方メートルの規模であり、高台立地を活かした眺望と開放感に恵まれた住まいとなる。

なお、敷地面積の約21%に豊かな緑地を確保し、奥行約2m×幅約8m以上のバルコニー(上層階の一部住戸はルーフバルコニー)は立体的な金属パネルで構成され、住戸プランはオーダーメイドに対応している。

また、ホテルは、客室数がシングルルーム30室・ダブルルーム15室・ツインルーム37室で、約50席のレストラン・会議室・フィットネスジムなどの施設を付帯し、プリンスホテルの新ブランド「プリンス スマート イン」として開業する。

さらに、介護施設は、要介護者向けの通所介護事業(定員25名)と自立・要支援者の向けの介護予防・日常生活支援総合事業(定員10名の通所型サービスA)を予定しており、保育施設は、定員100名規模の認可保育園開設を予定しているとのこと。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

野村不動産 プレスリリース
http://www.nomura-re.co.jp/cfiles/news/n2018022201392.pdf

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