臭いを軽減して快適な室内空間を実現
2018年2月22日、大建工業株式会社は、ビル・店舗・文教施設向け不燃天井材として幅広く使用されているロックウール吸音板「ダイロートン」に優れた消臭機能を付加した、医療機関・福祉施設向け天井材「メディカルトーン」(以下、同天井材)を、2月28日より販売すると発表した。
医療機関や福祉施設等において、入院患者や入所者の高齢者比率が年々高まるに伴い、加齢による自立機能の衰えなどから起こる臭いの問題がクローズアップされており、快適な室内空間を実現するために、臭いを軽減することが重要になっている。
「メディカルトーン」の特長
同天井材は、表面に消臭加工を施しているため、空間の大部分を占める天井に使用することで、医療機関や高齢者施設で発生する高齢者介護環境臭(硫化水素やアセトアルデヒドなどの複合臭)を大幅に軽減する。
また、同天井材の基材はロックウール吸音板で、表面に数多くの吸音穴を持つ多孔質であるため、音を内部の細かい繊維との摩擦により減衰・吸収して残響を抑え、室内を快適な音環境にする。
さらに、同天井材の材料は、製鉄時の副産物であるスラグを繊維状に加工したスラグウールを原材料とする鉱物質繊維板で、燃えにくく軽量であるため、オフィスビルや学校などの文教施設や一般住宅の天井材としても使用できる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
大建工業 ニュースリリース
https://www.daiken.jp/news/detail/20180220220115.html