再生エネルギー関連設備の導入などにより国内外で中長期的に需要拡大が見込まれる真空バルブ・遮断器
2018年2月20日、三菱電機株式会社は、受配電システム製作所に「e-F@ctory コンセプト」(以下、同コンセプト)を導入してIoTなどを活用し生産革新を図った、「真空バルブ・遮断器工場」(以下、同工場)が、竣工したと発表した。
再生エネルギー関連設備の導入や電力・鉄道・工場での既設配電設備の更新などにより、真空バルブ・遮断器の需要が、国内外で中長期的に拡大すると見込まれるため、生産能力を確保し製品競争力の強化を図るために、同工場が新設されたとのこと。
新工場の特長
同コンセプトは、サプライチェーン・マネジメントと開発設計の全業務プロセスを改善し、トータルコストを削減する考え方で、同工場では、受注から組立・出荷までの生産情報を一元化することで、生産性・品質の改善サイクルを高速化し、納期を短縮するとともに高品質・高効率な生産を実現する。
このため、敷地内に分散していた真空バルブ生産工場と遮断器組立工場を集約し、一部に自動組立試験装置を導入して、部品製造から組立・出荷まで一貫した製造ラインを構築する。
また、スマート中低圧直流配電ネットワークシステム採用し、エネルギーロスを見える化して消費エネルギーを削減するなど、地球環境に配慮する。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三菱電機 ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/