西松建設、軽量鉄骨下地間仕切壁「マッシブウォール工法」を推進

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西松建設、軽量鉄骨下地間仕切壁「マッシブウォール工法」を推進

2018年02月21日 11:00

大型物流倉庫で適用

2018年2月19日、西松建設株式会社は、八潮建材工業株式会社と2017年4月に共同開発した軽量鉄骨下地間仕切壁「マッシブウォール工法」(以下、同工法)を、2018年2月までに4件の大型物流倉庫で適用したと発表した。

同工法は、物流施設等の階高が高い建築物において、大型の間仕切壁を設けるもので、今後も3件の採用が予定されており、実施工においても着実に実績を積み重ねているとのこと。

なお、従来の軽量鉄骨下地間仕切壁(以下、LGS壁)を用いる場合、JIS規格によって適用高さが5mまでと規定され、これを超える場合は中間梁を設ける必要があるために、設計や施工の手間が増加する。

さらに、大規模な物流倉庫では、倉庫業法(則第3条の4第2項第2号)の規定で、耐荷重性能「2500N/平方メートル以上の荷重に耐えられる強度を有すること」(以下、同規定)を要求されることがある。

「マッシブウォール工法」の概要

同工法は、新開発した下地材「マッシブスタッド」(以下、同下地材)を採用して、中間梁を必要とせずに、同規定対応する大型のLGS壁を実現しているため、工期を短縮できる。

また、同下地材は、従来と同じ外形(100mm×45mm)で、約1.6倍の断面性能を有するうえに、板厚を0.9mmに抑えているため、特別な工具を用いることなく、従来のようにワンタッチビス留め可能だ。

さらに、従来のLGS壁で用いる振れ止めが不要で、省力化につながる特長がある。

(画像はプレスリリースより)

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