八千代エンジニヤリングなど、コンクリート護岸の劣化を自動判定する「GoganGO」を開発

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八千代エンジニヤリングなど、コンクリート護岸の劣化を自動判定する「GoganGO」を開発

2018年02月16日 15:00

コンクリート護岸の劣化を自動判定する「GoganGO」を開発

八千代エンジニヤリング株式会社と株式会社ブレインパッドは2月15日、人工知能(AI)の深層学習技術を活用した、コンクリート護岸の劣化度合いを自動判定するサービス「GoganGO(ゴガン・ゴー)」を共同開発した、と発表した。

画像からコンクリート護岸のヒビの劣化度合いを表示

高度経済成長期に整備された道路や橋、下水道、河川などの社会インフラは、経年変化により老朽化しており、中でも、河川などは度重なる豪雨等により構造物の安全性が懸念されている。

日本の河川は35,000本を超え、人手による点検作業は困難である。

今回開発した「GoganGo」は、全国の中小河川におけるコンクリート護岸の維持・管理業務を劇的に効率化させるサービスである。

カメラ等により撮影したデジタル画像から、深層学習技術により、自動的にコンクリート護岸のヒビ情報を抽出する。抽出したヒビ面積に基づき、同一河川内各箇所のヒビの劣化度合いを表示することができる。

AIの深層学習により、様々な模様のコンクリート護岸に対応可能で、ヒビ抽出作業の効率化と精度向上を図ることができる。

サービス提供は、来年の予定とのこと。

今後、コンクリート護岸のヒビ以外の劣化状況や転移学習による他の構造物コンクリートへの適用も予定しているという。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

株式会社ブレインパッドのニュースリリース
http://www.brainpad.co.jp/news/2018/02/15/7122

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