工場や倉庫などで製品や荷物を無人搬送し、省人化や生産性の向上に貢献
2018年2月14日、シャープ株式会社は、工場や倉庫などで製品や荷物を無人で搬送する低床ガイドレス無人搬送車(Automatic Guided Vehicle)「XF-100」(以下、同AGV)の受注を、2月19日より開始すると発表した。
同AGVは、自動組み立て装置や検査装置などの各種FAソリューションと組み合わせることで、省人化や生産性の向上に貢献することが期待される。
低床ガイドレスAGV(無人搬送車)の特長
同AGVは、外形寸法が幅約480×奥行約900×高さ約190mm、積載許容荷重200kg・潜り込み牽引重量200kg、最高走行速度が分速60m(時速3.6km)の低床タイプで、あらかじめ設定したルート上を、本体に搭載されたセンサーで周囲の状況を確認しながら、自律的に走行する。
同AGVは走行ルートを設定するための磁気テープが不要な「ガイドレスタイプ」で、手軽にルート変更できるため、頻繁に配置変更を行う工場や倉庫においても容易に導入可能であり、さらに、磁気テープと併用することで、狭い通路の走行や決められた場所に5mm以内の高精度で停止することが可能となる。
なお、走行ルート上に棚や人などの障害物を検知した場合は、自動的に停止、または回避して走行する。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
シャープ ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/180214-a.html