関東圏全域に張り巡らせる高圧ガスパイプラインのループ化が完成
2018年2月13日、JFEエンジニアリング株式会社(以下、JFEエンジニアリング)は、東京ガス株式会社(以下、東京ガス)より、茨城幹線ガスパイプライン工事(以下、同工事)を受注したと発表した。
東京ガスは、日立LNG基地と茨城県神栖市を結ぶガスパイプライン「茨城幹線」(以下、同幹線)の建設を進めており、同幹線が開通すれば、関東圏全域に張り巡らせる高圧ガスパイプラインがループ化されるため、エネルギー供給の安定性が向上する。
また、今後さらに導管延伸が進むとともに、電力・ガスが自由化され、天然ガスの普及や発電需要が拡大するのに伴い、国内外で拡大の見込まれる天然ガス関連施設の需要に対して、JFEエンジニアリングは、豊富な実績と最先端の技術で積極的に対応していくとのこと。
受注の概要
同工事は、同幹線における全長約92キロメートルのパイプラインのうち、約80キロメートルの口径600A×圧力7MPaのガス管敷設工事になる。
2020年度の竣工を目指しているため、従来のガスパイプライン工事と比較し工期を約2/3に短縮する必要があるとのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
JFEエンジニアリング ニュースリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2018/20180213090317.html