1級建築施工管理技術検定試験「実地試験」の合格者決定
国土交通省は2月2日、平成29年度1級建築施工管理技術検定試験「実地試験」の合格者が決定した、と発表した。
1級建築施工管理技術検定は、建設業法に基づき、国土交通大臣の指定試験機関である一般財団法人建設業振興基金が実施している。
女性の合格者比率が平成15年度以降初めて5%を突破
平成29年度1級建築施工管理技術検定試験「実地試験」は、2017年10月15日、全国10地区・16会場で実施された。
結果は以下のとおり。
受検者数:16,505人、前年比13.3%減
合格者数:5,537人、同36.3%減
合格率:33.5%、同12.1ポイント減
合格基準は、得点が56%以上である。
昨年度と比べ、受検者数・合格者数・合格率のすべてにおいて減少した。
女性技術者の合格者数は、今年度279名で、合格者比率は昨年度の4.4%から5%に拡大した。これは、統計データが残っている平成15年度以降最大で、初めて5%を超えた、とのこと。
受験者への通知など
受験者へは、建設業振興基金より、合否通知書を平成30年2月2日に発送する。不合格者へは、不合格の旨と成績の通知をする。
合格者の受験番号、試験問題、正答その他の内容は、建設業振興基金のホームページに掲載される。
なお、試験問題及び解答の内容、個人得点等に関する問い合わせには一切応じていない、とのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001220087.pdf