国土交通省は2月1日、平成29年度2級土木施工管理技術検定試験の「学科試験」および「実地試験」の合格者が決定した、と発表した。
2級土木施工管理技術検定試験は、建設業法の規定に基づき、国土交通大臣の指定試験機関である一般財団法人全国建設研修センターが、平成29年10月22日に実施した。
平成29年度2級土木施工管理技術検定試験は、「土木」が全国19地区・43会場、「鋼構造物塗装」と「薬液注入」が4地区・4会場で実施された。
学科試験「土木」の結果は、以下のとおりであった。
受検者数：37,262人、前年比9.6％増
合格者数：25,637人、同56.1％増
合格率：68.8％、同20.5ポイント増
学科試験「鋼構造物塗装」の結果は、以下のとおり。
受検者数：500人、同29.2％増
合格者数：250人、同110.1％増
合格率：50.0％、同19.3ポイント増
学科試験「薬液注入」の結果は、以下のとおり。
受検者数：147人、同14.8％増
合格者数：84人、同16.7％増
合格率：57.1％、同0.8ポイント増
学科試験の合格基準は、選択問題、必須問題を合わせ40問中24問以上の正解である。
合格者数は、平成12年度以来となる25,000人を超え、25,971人となり、合格率も大幅にアップした。
「土木」の結果は、以下のとおり。
受検者数：34,365人、同0.1％減
合格者数：11,782人、同14.7％増
合格率：34.3%％、同14.7ポイント増
「鋼構造物塗装」の結果は、以下のとおり。
受検者数：519人、同7.0％増
合格者数：107人、同24.4％増
合格率：20.6％、同16.4ポイント増
「薬液注入」の結果は、以下のとおり。
受検者数：174人、同3.0％増
合格者数：39人、同7.1％減
合格率：22.4％、同10.0ポイント減
実地試験の合格基準は、得点が60%以上である。
合格者数は、3年連続10,000人超え、11,928人を記録した。
合格者の受験番号、試験問題、正答その他の内容は、全国建設研修センターのホームページに掲載される。
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
国土交通省のニュースリリース
http://www.mlit.go.jp/