農山漁村の活性化に関する基本計画に基づき、佐賀県唐津市内の農地に設置
2018年2月2日、自然電力株式会社(以下、自然電力)は、佐賀県唐津市において、「唐津市湊風力発電所」(以下、同発電所)を、2018年1月31日に完工し、2月3日より商業運転を開始したと発表した。
2016年1月29日に「唐津市再生可能エネルギー促進による農山漁村活性化協議会」(以下、同協議会)より同市に提出された、農林漁業の健全な発展と調和のとれた再生可能エネルギー電気の発電の促進による農山漁村の活性化に関する基本計画に基づいて、同内の農地に同発電所が設置された。
なお、同発電所は、自然電力にとって初となる風力発電所の開発案件とのこと。
「唐津市湊風力発電所」の概要
同発電所は、2017年2月に着工し、2018年2月3日に竣工式を行う予定で、年間発電量は、一般家庭約1,100世帯の年間使用電力量に相当する約350万キロワット時を見込んでおり、発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を活用し九州電力へ売電する。
また、売電収益の1%を地域農業の保全および地域の将来を見据えた農業活動の支援に還元する計画で、詳細については、同協議会で検討を進めている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
自然電力 ニュースリリース
http://www.shizenenergy.net/