清本鉄工所跡地を売却、複合ホテル建設へ【佐賀県武雄市】

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清本鉄工所跡地を売却、複合ホテル建設へ【佐賀県武雄市】

2013年09月25日 22:00

結婚式場とホテルを併設した複合施設

市の図書館・歴史資料館の指定管理者を「TSUTAYA」などを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブに担当させるなど、大胆な政策を行うことで知られる樋渡啓祐氏が市長を務める佐賀県武雄市で、結婚式場とホテルを併設した複合施設が建設されることが20日、明らかになった。

複合施設が建設されるのは、武雄市土地開発公社が7月から売却交渉を行っていた土地(所在地は武雄市武雄町大字昭和27番1地)で、JR武雄温泉駅南口の敷地面積5783平方メートル。1994年から駐車場として使われている。

売却先は地元で建設業を営むタイザンで、結婚式場とホテルを併設した複合施設を建設するとしている。売却価格は2億7496万円だった。

公共事業の活用薄れ売却へ

売却された土地は、清本鉄工所跡地に該当し、鉄工所が移転した際に、公社が公共事業としての活用を見据え、1977年に約4億3800万円で購入した。金融機関から借り入れて購入したため、利息が約5億4千万円にまで膨らみ、現在の簿価は約8億8900万円となっている。バスターミナル整備など駅南口の広場整備の構想が決まり、一帯の開発計画から外れたこともあり、売却されることとなった。

売却にあたり、公社が示した募集要項には、武雄市の武雄温泉駅南口整備構想を考慮した商業、観光、宿泊施設であること、九州新幹線長崎ルートの開通を見据えた市街地の活性化と武雄市の玄関口に相応しい活用などの条件が記されていた。

▼外部リンク

 

武雄市役所
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